霊泉の寺 坂東観音第16番 水澤寺(1)
2014-07-26
坂東観音第十六番札所水澤寺(みずさわでら)は
水沢うどんを食べた
田丸屋さんからすぐのところにありました。
大きな駐車場に車を止め、境内へ。
千手観音の水澤観世音には逸話があり、
ご本尊は伊香保御前の御持仏でした。
この千手観音は、伊香保姫を妬んだ継母が
姫を吾妻川に沈めようと謀った時に霊験を表し、
救ってくれたそうです。
姫は後に高光中将に嫁いで幸せになったと伝えられています。
千手観音は七難即滅、七福即生のご利益があるといわれ、
「融通観音」とも呼ばれているそうです。
水澤寺は水沢山(浅間山)(1194.4メートル)を背に、
標高600メートルのところにあり、まだアジサイが美しい色を残したまま
たくさん花をつけていました。
しかし・・・涼しくはありません。
汗を拭きながらの参拝です。
あちこちに湧水が流れ出ています。
こちらのお寺でも鐘がつけましたので
お参りの前にひとつ打ちました。
本堂(観音堂)
この本堂は、江戸末期、天明7年(1787)の建築だそうです。
お寺の創建は推古天皇の朝(593-628)で、
五徳山水澤寺の名称は、推古天皇の御宸筆(ごしんぴつ)の額名に
よるものだそうです。
歴史があるんですね。
観音様は秘仏で、通常は非公開ですが、
12年に一度の午歳の御開帳で、観音様と繋がったお手綱があり、
観音様と遠隔握手(?)
ありがたや〜。
本堂大提灯
唐破風向拝の彫刻
龍の丸彫り
透かし彫り
天井画
壮麗さにため息が出ますよね。
堂内には黄金に輝く、しゅっとした面長の
美形の観音様を拝見できましたが
こちらはお前立ちの観音様のようです。
ご開帳のご本尊はきっともっと奥にいらっしゃったのでしょう。
お参りを済ませ、御朱印をいただきました。
坂東十六番
五徳山 水澤寺
千手大悲閣
午歳結縁
(おまけ)
もぐぱぱさんが、嬉しそうにお手綱を握り締める
もぐままを撮影していました(*^_^*)
水澤寺、まだ続くよ〜ん(笑)。
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