坂東三十三観音
第二十五番札所
大御堂
おおみどう








先頭のページ 前へ 次へ 末尾のページ


立木に彫った観音様 坂東観音第18番 中禅寺(1)


2014-10-04

第二いろは坂を下りると間もなくで中禅寺湖です。

中禅寺1


立木観音入口。二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)の扁額のかかった大きな鳥居、
そして中禅寺湖です。
この先には日光二荒山神社中宮祠(ちゅうぐうし)があります。
日光二荒山神社は、標高2486メートルの二荒山(男体山)を御神体山と
仰ぐ神社で、日光の氏神様です。
湖畔に中宮祠、男体山山頂に奥宮、日光山内に御本社があります。
日光連山をはじめとしてこれらすべてが御神域になります。

「ふたら」とは観音浄土の補陀落(ふだらく)から出ており、
日光の地名は、二荒を音読みにしたものといわれています。
前人未到だった男体山山頂をきわめたのが勝道(しょうどう)上人で、
頂上に二荒山神社を祀りました。
また、修行の場として建立したのが中禅寺(立木観音)です。

ここを中禅寺湖に沿って左手に行くと
坂東観音第十八番札所中禅寺に至ります。

中禅寺2


ここが我々が訪れるべき関東北部の最後の札所です。
ちょっと感慨深いです。

入口が仁王門になっています。

金剛力士像

中禅寺4 中禅寺3


仁王門の天井

中禅寺5 中禅寺6


仁王門裏の風神、雷神像

中禅寺7 中禅寺8


いきなりいいですね〜♪
心がはやりますo(*^▽^*)o

梵鐘

中禅寺9


ここ、どうやら中に入れそうですよ。

中禅寺10


もう、もぐぱぱが先に潜入しようとしています。
上がれそうなところはどこでも上がるもぐぱぱ。

狭くて急な階段を上がると、いきなり頭上に梵鐘が。

中禅寺11


低い。狭い。

中禅寺12


しかも鐘つき棒が外に出ちゃってます!

中禅寺13


外には男体山と中禅寺湖にボートが浮いているのが
見えています。

しゃがんで鐘をつきました。

ここからの中禅寺湖の眺望が素晴らしい。

中禅寺15 中禅寺14


早春に紅色の花をつけるという桂の木。

中禅寺16


中禅寺のご本尊である立木観音は、勝道上人が
これと同種類の桂の巨木を選んで、立木のまま刻んだということです。
これが立木観音の名前の由来なんですね。


坂東三十三観音
第十八番札所
中禅寺
(立木観音)
ちゅうぜんじ
たちきかんのん
公式サイト
ページ 1 2



先頭のページ 前へ 次へ 末尾のページ

坂東三十三観音巡礼記に戻る


inserted by FC2 system