立木に彫った観音様 坂東観音第18番 中禅寺(1)
2014-10-04
第二いろは坂を下りると間もなくで中禅寺湖です。
立木観音入口。二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)の扁額のかかった大きな鳥居、
そして中禅寺湖です。
この先には日光二荒山神社中宮祠(ちゅうぐうし)があります。
日光二荒山神社は、標高2486メートルの二荒山(男体山)を御神体山と
仰ぐ神社で、日光の氏神様です。
湖畔に中宮祠、男体山山頂に奥宮、日光山内に御本社があります。
日光連山をはじめとしてこれらすべてが御神域になります。
「ふたら」とは観音浄土の補陀落(ふだらく)から出ており、
日光の地名は、二荒を音読みにしたものといわれています。
前人未到だった男体山山頂をきわめたのが勝道(しょうどう)上人で、
頂上に二荒山神社を祀りました。
また、修行の場として建立したのが中禅寺(立木観音)です。
ここを中禅寺湖に沿って左手に行くと
坂東観音第十八番札所中禅寺に至ります。
ここが我々が訪れるべき関東北部の最後の札所です。
ちょっと感慨深いです。
入口が仁王門になっています。
金剛力士像
仁王門の天井
仁王門裏の風神、雷神像
いきなりいいですね〜♪
心がはやりますo(*^▽^*)o
梵鐘
ここ、どうやら中に入れそうですよ。
もう、もぐぱぱが先に潜入しようとしています。
上がれそうなところはどこでも上がるもぐぱぱ。
狭くて急な階段を上がると、いきなり頭上に梵鐘が。
低い。狭い。
しかも鐘つき棒が外に出ちゃってます!
外には男体山と中禅寺湖にボートが浮いているのが
見えています。
しゃがんで鐘をつきました。
ここからの中禅寺湖の眺望が素晴らしい。
早春に紅色の花をつけるという桂の木。
中禅寺のご本尊である立木観音は、勝道上人が
これと同種類の桂の巨木を選んで、立木のまま刻んだということです。
これが立木観音の名前の由来なんですね。
坂東三十三観音 |
第十八番札所 |
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(立木観音) |
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たちきかんのん |
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