銚子「義経伝説」の奇岩
2014-11-16
地球の丸く見える丘展望館から南の海岸へ出ました。
小型漁船の並ぶ外川(とかわ)。
外川漁港はNHKの朝ドラ「澪つくし」の舞台となり、
一躍有名になったところだそうです。
江戸時代に紀州有田郡広村出身の崎山治郎右衛門によって築かれた港で、
タイやヒラメ、キンメダイなんかが釣れるそうです。
この漁港のあたりに源義経伝説があります。
源頼朝の追っ手から逃れて奥州に向かう義経が
立ち寄った場所のひとつが銚子なんだそうです。
外川漁港から奇岩が見えます。
これは千騎ケ岩(せんがいわ)と呼ばれ、
義経が千騎の兵をもって立てこもったところから
この名がついたといわれています。
高さ18m、周囲約400mの岩礁は、約1億5000万年前の
恐竜がいた時代に形成されたと考えられるそうです。
近くまで行くことができます。
裏側にも回れます。
そしてこの場所からは、銚子半島の南側10キロにわたって
絶壁が続く海岸、屏風ケ浦も見えます。
(一番奥です。)
屏風ケ浦は、英仏海峡のドーバーの「白い壁」に匹敵するとのことから
「東洋のドーバー」といわれています。
千騎ケ岩の近くには犬岩(いぬいわ)と呼ばれる奇岩もあります。
義経が奥州に逃れる時、海岸に残された愛犬・若丸が
主人を慕って7日7晩なき続けて岩になったといわれています。
犬吠埼の「犬吠」は、その愛犬の鳴き声が届いたことから
この名がついたといわれています。
さて、この先、屏風ケ浦に沿った県道愛宕山公園線
(銚子ドーバーライン)を走り西方面へ、
そして房総半島を九十九里海岸に沿ってどんどん南下する
ロングドライブに入ります。
P.S. もぐぱぱ、後から、「犬岩って、ウルトラQに出てくるパゴスに
そっくりだと思わない?」と画像を見せてくれました。
実はもぐままは、「あ、あれはガスパール岩だ!」って思っていたんです。
VS
さて、ブログを読んでくださったあなたはどちらのイメージでしょう?(*^_^*)