坂東三十三観音
第二十五番札所
大御堂
おおみどう








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高床式の壮大な本堂 坂東観音第30番 高蔵寺


2014-11-23

いよいよ坂東三十三観音巡り、最後の巡礼の日を迎えました。
横浜を出て、東京湾アクアラインを通って千葉へ。

東京湾アクアライン


木更津市にある坂東観音第三十番札所高蔵寺(こうぞうじ)
高倉(たかくら)観音に着きました。

江戸時代再建の仁王門

高蔵寺1


仁王像

高蔵寺3 高蔵寺2


境内に入りますと、あちこちに地蔵や観音像、その他もろもろの
記念碑、展示物的なものが見られます。

水洗い延命観音

高蔵寺4


の脇にいた河童。

高蔵寺5


この水洗い延命観音、たわしや手ぬぐいで体の悪いところを洗うと
身代りになってくださるそうです。
手ぬぐいは500円で販売されています。

うーむ、ある種の「予感」のようなものを感じます♪〜 <( ̄ε ̄)>

宝篋印塔

高蔵寺6


バックの紅葉も美しいので写真を撮っていたら
とあるおじさま。
「屋根になっているところ、羽のようなものが見えるけど、
他は欠けてるんだよね。」
(・・・あら、そうですね。)
「宝篋印塔は最初はお墓のようなものだったんだけれど、
時代とともにそういうものじゃないのも造られた。
普通お墓には、そのお墓を作った石工の名前なんか入ってないですよね。
でも、宝篋印塔には、ほら、ここに石工の銘が入っている。
そして、この宝篋印塔には名前がたくさん刻まれていて、
供養する人たちの名前だろうね。
境内の奥にはもっと古い年代の宝篋印塔がありますよ。」

このかた、宝篋印塔マニアのようです(*^_^*)
宝篋印塔を探して、あちこちのお寺を巡っていらっしゃるそうで、
鎌倉にも時々おいでとか。
世の中、いろんな研究家のかたがいらっしゃるものです。
またお勉強させていただきました。

さて、本堂を参拝させていただきましょう。

本堂

高蔵寺7


重層入母屋造り、床の高さが2.3m、柱は88本あるそうです。
大永6年(1526)に再建、平成11年に銅葺きに復元されました。

高蔵寺の開創は縁起によると6世紀、徳義上人がこの地で修行中、
老翁が現れ、指差した古木に四寸ほどの観音像が安置されており、
堂宇を建立して祀ったのが始まりだそうです。

高蔵寺9


高蔵寺では午歳と丑歳に御開帳があるのですが、今年の午歳の御開帳は
11月18日で終わっていました。

高蔵寺8


お厨子は閉ざされており、お前立ちの正観音像だけ拝見できます。

・・・んですが、この高蔵寺、高床式になっている床下が
「観音浄土界と地獄・極楽界めぐり」というものになっており、
なんとそこからご本尊の観音様が見られる、ということなんです。
これは行かなくては!

床下に入場いたしました。
ここはですね、一言で言うと、あの、関西のかたはすぐにピンと来ると思うのですが
テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の「パラダイス」状態!
まさしくお寺界の「パラダイス」でありました(笑)。
ありとあらゆる仏像が並び、あの世のいろんな世界が表現されているのですが、
子孫繁栄を祈るアレなものとか、女性の裸像(?)や東南アジア風のタペストリーなど、
<s>骨董屋さんの如く</s>もの凄いコレクションでございました(≧∀≦)♪
「パラダイス」好きなかたにはぜひおススメしたい場所でございます(笑)。

しかし、とりわけ素晴らしかったのは、その床下から
ご本尊のお厨子の中を覗くことができ、
つまりお厨子の底が抜けていて、床下に観音様の足元と蓮座が見え、
覗きこむように見上げると、3.6mある一木彫りの正観世音菩薩像を
拝見することができるのです。
観音様を身近に感じることができ、これは非常にありがたいひと時でした。

さて、本堂脇には藤原鎌足の腰掛石。

高蔵寺10


子のない長官が観音様に祈ったところ、一女を授けられ、
良縁に恵まれなかったその娘が再び観音様に祈ったところ、
結婚でき、男子を授かり、それが「藤原鎌足」であったという
鎌足生誕の伝承があるそうです。

胎内くぐり

高蔵寺11


こちらは胎内くぐり「福わ内」、そしてこの周囲は小石を埋め込んだ「健康ロード」
(裸足で歩くように書かれているのですが、小石の尖ったところが上を向いていて
痛すぎて無理でした(笑))、その他、かわらけ投げや、
お金、健康、尊敬を得られる「境内・象さん探し」(見つかりましたっ!)などなど
パラダイス要素満点ですヽ(*´∀`)ノ
きっとご住職の楽しいアイデアなのでしょう。
随分とパラダイス気分を味わって、長居してしまいました(笑)。

御朱印です。

坂東三拾番
上総国 高蔵寺
観世音
午歳結縁

高蔵寺12


結願まで、あとひとつ〜♪あとひとつ〜♪


坂東三十三観音
第三十番札所
高蔵寺
(高倉観音)
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たかくらかんのん
公式サイト




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