洛陽三十三所観音 第20番札所 泉涌寺で美人祈願?
2013-11-23
今熊野観音寺を出て、洛陽三十三所観音 第二十番札所
泉涌寺(せんにゅうじ)に向かいます。
泉涌寺は、真言宗泉涌寺派総本山の寺院で
今熊野観音寺は泉涌寺の塔頭だったんですね。
この周辺には、いくつかの塔頭や別院があるようです。
洛陽三十三所観音 第二十番札所 泉涌寺
重文 大門
ちょうどこの期間中、泉山七福「花めぐり」というスタンプラリーが行われていて
「華道 月輪未生流」のお花を楽しみながら、周辺のお寺を巡るというような
趣旨のようです。
泉涌寺の大門にも美しい生け花が飾られていますね。
いくつかのお寺を巡ることはできたのですが
コンプリートはできなかったので、これが毎年のイベントなら
ぜひいずれすべてのお寺を巡って「素敵な七福」(何だろう?)の
ご利益をいただきたいと思います(*^_^*)
泉涌寺の大門の看板に御寺(みてら)とありますが
天保年間に弘法大師がこの地に庵を結んだことに由来する泉涌寺は
仁治3年(1242年)に四条天皇が泉涌寺に葬られて以来、
歴代天皇の山陵がここに営まれるようになり
皇室の御香華院(菩提所)としていることから
御寺(みてら)泉涌寺と称されているそうです。
さて、大門を入ってすぐのところに
楊貴妃観音堂があります。
このお堂の中に、
楊貴妃観音(重文)がいらっしゃいます。
楊貴妃観音ですよ!
観音堂の中に祈願の御札があったのですが
その中に、「美人祈願」というのがあり(わはは!)
いや、もぐままは必要には及びませぬ、と
いただきませんでした♪〜 <( ̄ε ̄)>
でね、観音さまの像って、たいていお口の周りに「ひげ」のようなものが
描かれているじゃありませんか。
観音堂の中に言い訳がましく(?)
「観音さまの口のまわりに見えるのはおひげではなく
慈悲を説かれる口の動きを表わしています」
と貼り紙がありました。
(もぐまま、ちょっと吹きました(笑)。)
御朱印は、奥にある本坊の納経所で、とのことでした。
重文 仏殿
舎利殿
浴室
浴室とはありますが、これは古式の蒸し風呂で
僧侶が身を清める施設であったそうです。
(京都府指定文化財)
菊花展が行われていました。
納経所で御朱印をいただきました。
すぐ近くにある第十八番札所の善能寺ですが
無人のお寺ですので、その御朱印もこちらでいただきました。
善能寺の御朱印は次の記事にて。
それで、その善能寺に向かおうとしたら
記念品や授与品を置いてあるところがあって
ちょっと立ち寄ってみたら・・・
美しい楊貴妃観音のファイル!があったので
つい求めてしまいました。
そしたら、その横に楊貴妃観音のお守りが・・・。
ちょっと普通のお守りじゃないんです。
もうその魅力的なお守りについふらふらと(*^_^*)
結局、美人祈願です(笑)。
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