洛陽三十三所観音 第10番札所 清水寺善光寺堂
2014-04-23
六波羅蜜寺から歩いて清水寺へ。
洛陽三十三所観音 第十番札所 清水寺善光寺堂(旧地蔵院)は
清水寺の仁王門の手前左手にあり
観音巡りをしている人か、ガイドブックをよく調べている人以外は
たいてい気づかずに通り過ぎているのではないでしょうか。
かくいう私も、ここにこんなに素晴らしい観音さまがいらっしゃるのを
今まで知りませんでした。
鎌倉時代以前から地蔵菩薩を祀る地蔵堂であったものを
やがて如意輪観音を合わせ祀って地蔵院となりました。
明治の初め、奥の院南庭にあった善光寺如来堂を合併して
善光寺堂となったそうです。
如意輪観音さまがちらりと。
おおお〜〜!小さくて目立たないお堂なのに
この素晴らしさ〜〜!!
この如意輪観音像は鎌倉末期作。
首を少し右に傾け、六本の臂を持ち、右膝を立てて座る坐像で、
特に右第二手の如意宝珠と左第二手の法輪とで
苦を除き、利益を与える法力を発揮されるといわれているそうです。
そしてお堂の右手前には「首振地蔵」さまが。
願い事の方向に首を回して拝めば
願いが叶えられるそうですよ。
おおー、ほんとにお首が回ります!!
御朱印は、清水寺境内にある御朱印所でいただけます。
清水寺は京都を訪れるかたは必ず行かれるお寺かと思いますが
もぐまま、この善光寺堂にもちらりとお立ち寄りになることを
強くお勧めいたします(*^_^*)
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