洛陽三十三所観音 第17番札所 蓮華王院(三十三間堂)
2014-04-01
春休み中に、もぐ娘ともう一度京都。
三十三間堂へ。
このベストシーズンに、意外と拝観者は少なかったです。
内部の写真が撮影できないので、
鎌倉彫刻の名作、国宝の風神、雷神像はパンフレットで。
正式には蓮華王院といい、内陣の柱間が三十三あるところから
「三十三間堂」と呼ばれています。
本当に長いです。
しかし800年近くもこの形を保っているのです。
それは、基礎の地盤には砂と粘土を何層にも重ねて地下振動を吸収し
柱や長押は揺れを予測した構架になり
板壁も材を横に用いて土壁面積を極力少なくするなど
「免震法」が採り入れられているそうです。
驚きの先見の明、優れた建築技術です!
この本堂の中には、中尊の丈六千手観音坐像、
そして左右には、ご存じのように、千体の観音立像。
その前方には風神、雷神像と二十八部衆像の合計30体の神々・・・。
これに圧倒されない人はいないでしょう。
こんな幸せな(?)空間はないですね(*^_^*)
御朱印をいただく間、お香の香りが漂う中、
中尊の観音坐像にうっとり。
ご朱印です。
そしてまた庭園が素敵なんですよね。
濃いピンクの桜が写っていますが
これは「陽光桜」という名前の早咲きの桜のようです。
洛陽三十三所観音 |
第十七番札所 |
蓮華王院(三十三間堂) |
れんげおういん
(さんじゅう
さんげんどう) |
公式サイト |
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