ご開帳されない小さな秘仏 洛陽三十三観音 第26番 正運寺
2014-10-26
京都の洛陽三十三所観音巡礼もそろそろ大詰め。
結願までもう一息のところまできました。
阪急電車大宮駅から歩いて、第二十六番札所の
正運寺(しょううんじ)に向かいます。
このあたりはお寺とお寺が隣接するように並んでいる閑静な寺町です。
見つかりました。
「十一面観世音」という石碑が立っています。
『ピンポン寺』でしたがベルを鳴らすとすぐにお返事があり入れていただきました。
観音堂
こぢんまりとしたお寺ですが、玉砂利で清楚に整えられています。
こちらの観音様は身の丈一尺二寸(約36センチ)、木彫りの十一面観音で、
奈良・長谷寺のご本尊と同じ木の運慶作と伝わる秘仏で、
ご開帳されたことがないそうです。
御前立として、こちらも小さな十一面観音様がいらっしゃり、
毘沙門天、馬頭観音、大日如来、地蔵尊もご一緒です。
寺伝によると、かつてこの十一面観音を参詣した身重の女性が
このお寺で無事出産したと伝わり、「安産寺」としてもお参りされるそうです。
御朱印をいただきました。
洛陽三十三所観音 |
第二十六番札所 |
正運寺 |
しょううんじ |
|
|
|
|
|
|
|