杉本寺は茅葺き屋根の葺き替え中 坂東観音第1番
2014-05-18
坂東三十三観音の第一番札所として杉本寺を訪れました。
杉本寺は鎌倉最古のお寺といわれています。
2013年1月に鎌倉三十三観音の第1番札所として来た時は
真冬とあって、有名な苔の階段が枯れている状態で
青々とした苔の階段を楽しみにしていたんですよね。
杉本寺の前までやってきて、ありゃりゃ?
工事の資材のようなものが置いてあって、何やら工事中の模様。
昨年2013年10月から、本堂の茅葺き屋根の葺き替え工事をされていたんですね。
資材の搬入のため、階段はこの通り、分離されております。
仁王門の運慶作と伝わる金剛力士像(仁王様)は健在でした。
(今回は少し違うアングルで。)
苔の階段は、資材を引き上げる木の板のスロープを設置してあり
階段は見えません。
残念ですが、いつまでも保存状態の良い杉本寺であって欲しいので
しばらくの我慢ですね。
無事に茅葺き工事が終わることをお祈りします。
本堂もこんな感じでシートで覆われています。
しかししかし、杉本寺の素晴らしい仏像群は、いつ来ても変わりなく
秘仏でご本尊の内陣奥に安置されている三体の十一面観音、
ありがたいお姿を間近で見られる仏像
(頼朝が寄進したといわれる御前立十一面観音、二体の地蔵菩薩、
撫で仏のおびんづる様、毘沙門天王、不動明王、観音三十三身)は
いずれも圧倒的な迫力と美しさがあるんです。
そして今年、午年の行事として、暗くて遠くてお姿が見えにくい
秘仏の十一面観音像の指先とお手綱がつながっていて
観音様とご縁を結べるんですね。
ちょっと感動しました。
(もぐぱぱもこちらの仏様の神秘性に驚いたことだろう。)
もぐままはもちろん坂東の御朱印帳をいただきました。
もぐぱぱさんにもお勧めしたのだけれどいらないんだって。
でも納経札だけは納めてました(*^_^*)
以前から欲しかった般若心経が織り込まれた御朱印帳
かっこいい!(←みうらじゅん風)
御朱印、いただきました。
坂東第一番
かまくら 杉本寺
十一面大悲殿
「午歳結縁」の印と「発願」の印!
境内の五輪塔群とお地蔵様
本堂の左手に脇道があり、少し上れるのですが
杉本寺の裏山には昔杉本城があったそうです。
行き止まりで私有地になっているのですが
その途中の眺めがなかなかよく
杉本寺から富士山が見えるのですね。
坂東三十三観音 |
第一番札所 |
杉本寺 |
(杉本観音) |
すぎもとでら |
(すぎもとかんのん) |
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