洛陽三十三所観音 第4番札所 革堂行願寺
2013-07-19
新島旧邸をそのまま通り過ぎ、交差点を渡ると
洛陽三十三所観音 第四番札所の革堂行願寺(こうどうぎょうがんじ)に着きます。
このお寺は、西国の第十九番札所でもあります。
本堂には千手観音さまが安置されています。
立派なお寺ですね。
革堂ってどういう意味なのか、って思っていたんですが
開基行円上人は九州の出身で狩人だったそうです。
ある日、雌鹿を射とめて、その腹の中に小鹿が生きていたことを知り、
殺生の恐ろしさを悔い、出家しました。
その雌鹿の革に千手陀羅尼を書き
首に仏像をかけて布教して歩いたそうです。
そのため、革上人と呼ばれ、このお寺のいわれとなりました。
美しい蓮の鉢がありました。
このお寺は七福神巡りの寿老人を祀るお寺でもあります。
左が寿老人堂。
御朱印所には、まだお若いお嬢さんの二人連れ。
西国で巡礼されているようで、掛軸に御朱印をもらっていらっしゃいました。
「西国を回っていらっしゃるんですね?」と、お声をかけたら
「ええ、でも一番から回っているわけじゃないんです」と。
御朱印所には、ご年配の尼僧さまが。
「勝浦寺(青岸渡寺)には行かれましたか?
行けるうちに行っとかなあかんよ、行けるうちに。」
御朱印をいただきました。
西国の一番札所、青岸渡寺が最難関。
でも、私もいずれ西国に挑戦したいな、という気持ちが
ますます強くなりました。
洛陽三十三所観音 |
第四番札所 |
革堂行願寺 |
こうどうぎょうがんじ |
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