「日本三清水」のひとつ 坂東観音第32番 清水寺
2014-11-16
さて、坂東三十三観音巡礼もいよいよ大詰めに入ってきました。
やってきたのは千葉県いすみ市にある坂東三十三観音第三十二番札所、
清水寺(きよみずでら)、通称清水観音。
仁王門
金剛力士像
いすみ市の清水寺は背後に森があり、眺めが良く、
京都の(音羽山)清水寺と似ている地形にあるからでしょうか、
山号も音羽山です。
京都の音羽山清水寺、兵庫県加東市の御嶽山清水寺とともに
清水三観音として知られているそうです。
四天門
仁王門から続く、朱塗りの四天門が印象的です。
文化14年(1817)に重建されたもので、
桃山期風の花頭窓が見られます。
昭和59年に改修され、風神、雷神などがお祀りされています。
四天門をくぐると左手に奥院堂。
寄木造りの十一面観音が安置されています。
右手に閻魔堂、百体観音堂、赤穂四十七士。
閻魔堂の閻魔様。
百体観音堂には、西国・坂東・秩父の百観音の
うつし本尊がお祀りされています。
赤穂四十七士の彫刻は、明治の末期に当時の住職が、
供養のために仏師に彫ってもらったものだそうです。
また石段を上がり、本堂へ。
清水寺の始まりは、寺伝によると、延暦年間(782-806)
伝教大師が庵を結び、後に弟子の慈覚大師が楠で観音像を刻んで安置し、
大同2年(807)東征中の坂上田村麻呂が堂宇を建立したということです。
本堂のご本尊は千手観音ですが、午歳結縁で、御前立ご本尊より
お手綱が出ており、ご縁を結ぶことができました。
御朱印をいただきました。
坂東三十二番
上総国 清水寺
大悲殿
午歳結縁
日が傾いてきました。
もうひとつ札所をお参りする予定です。
急がなくては・・・。
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