洛陽三十三所観音 第18番札所 善能寺
2013-11-23
泉涌寺の脇の出入り口を抜けて間もなくの
善能寺へ。
洛陽三十三所観音 第十八番札所 善能寺
善能寺は、もと八条油小路にあって二階観音堂と言いましたが
弘仁14年(823年)弘法大師が稲荷大明神を祀る寺として
善能寺と号されました。
本堂(祥空殿)
ご本尊は聖観世音菩薩。
現在のお堂「祥空殿」は、昭和46年北海道横津岳で遭難した
「ばんだい号」のご遺族が、すべての航空殉難者の慰霊と
事故の絶縁を祈願され、建立寄進されたものだったんですね。
三尊石
「南無観世音 藤はようらく 空に散る」
三尊石の後ろ
この苔むした木の根っこの盛り上がりのようなものは何だろう、と
思ったのですが、これもお庭の造形の一部のようです。
昭和の名造園家、重森三玲作「仙遊苑」
かつてはここに池のように水が張られていたようですね。
鳥居と共に、お社がふたつ並んでいました。
日本で最初に祀られた稲荷大明神とのことです。
無人の静かなお寺で
心が穏やかに落ち着く佇まいでした。
泉涌寺でいただいた御朱印です。
洛陽三十三所観音 |
第十八番札所 |
善能寺 |
ぜんのうじ |
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