京都・幕末の名残の道を行く

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2014-10-26

龍馬とおりょうゆかりの武信稲荷神社のすぐ近く、
マンションの敷地の一角に、幕末の政治犯を収容した
六角獄舎の跡があります。

またここには、日本初の人体解剖を行った
山脇東洋の碑が立っています。

山脇東洋観臓之地




『近代医学のあけぼの　観臓の記念に
1754年（宝暦4年）2月7日に山崎東洋は
所司代の官許をえて、この地で日本最初の
人体解屍観臓をおこなった
江戸の杉田玄白らの観臓に先立つこと17年前であった
日本医師会他』

ほぉ、杉田玄白が日本初ではなかったんですね。

山崎東洋の碑の隣は、殉難勤王志士忠霊塔となっています。

平野国臣殉難の地




一旦阪急大宮駅に戻り、そしてそのまま南下。
一筋目綾小路通を西へ。

光縁寺




新選組総長・山南敬助や新選組隊士ら26人のお墓や
日本画丸山派の絵師・中島来章のお墓もあります。

新選組　壬生屯所跡
旧前川邸




文久3年（1863）から2年間、新選組屯所となった邸宅で、
山南敬助切腹の地。
通常非公開だそうですが、休日には新選組グッズが販売されます。




目下新選組ブームのようで、うら若き女性たちがたくさん訪れています。
（あー、もぐ娘もすでに訪問済みかも（笑）。）

旧前川邸を過ぎた正面に
金つばの幸福堂。




ついふらふらとお邪魔し（笑）、誠饅頭、名物の金つば、
銀つばをいただきました。




京都らしいお上品な甘さのおいしいお菓子でした（*^_^*）

八木邸




和菓子店・京都鶴屋を営む八木家は、新選組の壬生屯所として使用され
奥座敷は初代局長・芹沢鴨暗殺の場所。
その暗殺現場には刀傷が残っているそうです。

さて、もうすぐ目的の壬生寺です。